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〈講演会動画配信〉生誕90年 三浦哲郎展 勝又浩講演『三浦哲郎―家霊を負った人―』(2021.6.19収録)

本日8月29日は「忍ぶ川」「白夜を旅する人々」などの代表作で知られる作家・三浦哲郎(1931~2010)の命日です。
神奈川近代文学館では、2021年5月22日(土)~7月18日(日)に、企画展・収蔵コレクション展20「生誕90年 三浦哲郎展―星をかたりて、たれをもうらまず―」を開催しました。展覧会を記念して行われた、評論家・勝又浩さんによる講演『三浦哲郎―家霊を負った人―』のダイジェスト版動画を公開します。名作「白夜を旅する人々」を通して、私小説を超え、連綿と続く〈いのち〉の流れを描き出した三浦文学の魅力を語った講演です。

【講師】
勝又浩(文芸評論家)
〈プロフィール〉
かつまた・ひろし……1938年、横浜市生まれ。法政大学文学部日本文学科卒業、同大学院博士課程退学。大正大学教授などを経て2009年まで法政大学文学部教授。現名誉教授。1974年に「我を求めて―中島敦による私小説論の試み」で群像新人文学賞評論部門を受賞。主な著書に、『中島敦の遍歴』(第13回やまなし文学賞)、『私小説千年史―日記文学から近代文学まで』(第28回和辻哲郎文化賞)、『山椒魚の忍耐―井伏鱒二の文学』がある。神奈川近代文学館懇話会会員。


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